SilverPot商品レビュー

 

リーフティ編

ダージリン・2005年セカンドフラッシュ・キャッスルトン茶園FTGFOP1(MUSKATEL) DJ190
内容量:30g/50g お値段:1380円(参考価格)/2300円 評価:
一言で言うと、『私の紅茶人生を変えた』お茶。秋光は不勉強で知らなかったのですが、この『キャッスルトン茶園』は、紅茶好きの中では超!有名な茶園です。日本茶で言うと、宇治とか八女とか静岡とかそんなLVの知名度っぽいです。やっぱり不勉強な秋光は知らなかったのですが、キャッスルトンは高級茶をコンスタントに生産するクオリティの高い所だと言う事です。
なので、50g2300円は高く思いますが、実は安すぎる位、安いお値段です。同じキャッスルトンのセカンドフラッシュ、三越のハロッズサイトで売ってるのですが、100gで1万円超えてました‥‥orz。一万円って、一万円って‥‥(目がうつろ) 今回手に入れて飲んだのは『ティータイム改造セット』に付いてくる30グラム入りのキャッスルトンですが、同じものハロッズで買ったら、30gで3000円します‥‥。半額以下なんです。なんて激安!
まず、封を切った瞬間、ぱぁっと立ち上ってくるリーフの香りにうっとり。まだ乾燥したリーフの段階で、キッチン中香りでいっぱい。入れている間も香りがキッチンを越えて他の部屋までルームフレグランスの様に広がっていきました。
ショップのサイトでは、『果実にたとえると、ほのかに桃の様でフルーティーさに加えて森林のようなウッディーな香り、更に、どこかチョコレートを思わせるような強さも加わって、飲み込んだ後も余韻がず〜っと残る感じ』と説明しています。
確かに、『桃』の香りは私が鈍いのか感じなかったんですが、フルーティさと森林の香りと言うのは感じました。私の感覚だと、みずみずしい新緑、と言った所。飲み込んでもお腹の中から、香りが立ち上ってくるんじゃと思うほど、全身に香りが染みとおります。
ただ、強い香りではありますが、全然いやらしさや悪い意味での自己主張のない癒される香りです。
そして、香りを十分に堪能してから一口飲んだ瞬間、言葉を失いました。セカンドフラッシュ‥‥夏摘み新茶なので、普通の紅茶よりは青っぽい風味があるのですが、ぜんっぜん気になりません。新茶の青くてさわやかな風味に加えて、強すぎず弱すぎずで尖った所の無い、まぁるい適度な渋みと柔らかなコク。するするっと言う感じで1杯目は飲み干してました。
2杯目はメジャーカップに茶葉ごと入れっぱなし(汗)だった為、案の定、時間の経ち過ぎで、香りは一杯目と同様すばらしいものの、味の方は苦味と渋みが前面に出過ぎで、とてもストレートでは飲めたものじゃなかったです。
ですが、ミルクを加えた瞬間、それが一変しました。牛乳が、とげとげした苦味と渋みをまぁるく包んで、ストレートの時は、嫌ったらしいだけだったそれらが、ため息が出そうな程深いこくと味わいに変身してるんです!ミルクティ派の秋光には、2杯目のこちらの方がかえって美味しかったかも。
兎に角、味の次元が全然違います。今まで私が飲んできた紅茶はなんだったんだろう‥‥と真剣に考えてしまう位。水色は、画像はカップがマグカップなので、ティーカップよりも深さがある分ちょっと色が濃く映ってるんですが、実際は綺麗な夕焼け色。色・香り・味の全てで癒されるお茶です。そして、大切な人に入れてあげて、二人で一緒に飲みたいと思える紅茶です。ええ、どこかの南野君に入れてあげたいですv




ストレートで入れた時はこんな風。
香りが届けられないのが残念。
ミルクティーだとこんな感じ。
半分以上飲んでから慌てて撮影したので、良い絵面じゃないです(w;;
お茶を入れた後のリーフ。
色が微妙に緑色で、葉っぱがそのまんまな形で残っています!
こんな紅茶葉はじめて見たので思わず撮っちゃいましたv
左の紅茶葉を何枚か取り出して撮影して見ました。
ちゃんと葉っぱの形で色も緑っぽいでしょ?